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運転支援システムの進化

自動車の運転支援システムと聞くと「自動ブレーキ」などをイメージされると思いますが、今ではもっと多くのことができるようになっています。

ホンダの安全運転支援システム「Honda SENSING」で例を挙げると、

 

設定した速度内でクルマが自動的に走行
前の車との適切な車間距離を維持しながら追従走行できるので、ドライバーの運転負荷が軽減

車線維持支援
高速道路を走行する際、車線の中央付近を維持するようにステアリング操作を支援

衝突軽減ブレーキ
前走車や歩行者と衝突するおそれがある場合、ブレーキシステムなどにより、回避または被害軽減を支援

路外逸脱抑制機能
車が車線をはみ出しそうなとき、車線内へ戻すように支援

他にも、歩行者に近づいたら避けたり、誤って後ろへ急発進するのを抑えてくれたりなどなど。

 

これは一部の高級車だけでなく、軽自動車にも搭載されています。

これだけのシステムがあると運転することがより安全で快適になりますね。

 

いわゆる完全自動運転などを想像すると、テスラの事故などもあり、
「運転を車に任せるのは不安」というのもありましたが、

10年以内には「自動運転のほうが安全」というふうに逆転すると思います。

 

自動運転による潜在的利点
  • 交通事故の減少。人間のとっさの状況判断には限界があるが、自動運転車は種々のセンサー(可視光や赤外線、音響、超音波)や、パッシブ、アクティブ両方のレーザーやLIDARによる360度視界により、危険性を素早く察知し、回避行動が可能。反応速度も人間を上回る
  • 人間ドライバーによる車間距離の詰め過ぎ、わき見運転(事故見物)、ながら運転、乱暴運転による事故の回避。
  • 車間距離短縮による、道路容量の増加と、より優れた交通流量の制御。
  • 乗員の運転や道案内からの解放。
  • 行動範囲の拡大(ドライバーの渋滞や長時間運転の負担が無くなり、高速鉄道や航空機による移動が過半数を占める500km以上の距離帯でも主な移動手段の候補となる)
  • 最高速度規制の緩和
  • 乗員に制約がなくなる(子供や老人、無免許、全盲などの障害者、酔っぱらいなどでも乗れる)
  • 駐車場不足の緩和(乗員が降りたあと、無人で遠くはなれた駐車場への駐車が可能、必要なとき呼び戻せる。)
  • カーシェアリングによる自動車総数の削減。乗客を目的地まで運んだあと、別の乗客を乗せて別の場所へ行くことが可能。
  • 自動駐車による物理的駐車スペースの削減。
  • 自動車保険や交通警察の必要性が減る。
  • 物理的な道路標識の削減。自動運転車は電子的に必要な情報を受け取れる
  • 乗り心地の向上。
  • ステアリングやその他の運転装置をなくすことで、キャビンが広くなる。乗員を進行方向に座らせる必要もなくなる
  • 過疎地のバス交通において、乗務員を乗せる必要がなくなるため、人件費による赤字や、慢性的なバス運転手の不足が解消される。wikipediaより引用

2020年、東京オリンピックの頃には、自動運転技術を備えた無人タクシーが走ると言われています。

もう来年のことです。

初めてエスカレーターが登場したとき、最初の一歩を踏み出すのは怖かったと思います。

「大丈夫なのかコレは・・」と。

その当時の方たちと、同じ気持ちを感じるチャンスです。

 

自動運転も、浸透するまでは最初は不安もあるかとは思いますが、すぐに慣れて、当たり前になってくると思います。

 

自動運転車のさらなる進化を楽しみに待ちましょう。

 

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