リチウムイオン二次電池に関する特許を素材に対訳学習を開始しました。
最初につまづいたのは、「higher weight capacity density」という言葉に対して。
公開訳を見ると、「重量容量密度」となっており、学習を開始して間もない身分のものとしてはその言葉に馴染みはないので、まずその言い回しがそもそも存在するのか調べてみることに。
まずはJ-PlatPatで「重量容量密度」で全文検索。 →177件ヒット。
微妙。。
間違えて使われているのかもしれないし、マイナーなだけかもしれないし。
頭に「higher」ってついてるんだから、「高重量容量密度」なのでは?
→5件ヒット。
これは、ないな。
じゃあ、単語の意味を一つずつ考えてみよう。
higher weight capacity density
高い 重量 容量 密度
higherなしで重量容量密度になるじゃん。 higherいらなくない・・?
あ!! 重量容量密度 が higher ということか!
直前に high voltage = 高電圧 があったので、完全にそれに引っ張られてしまってました。。
higherの存在意義に頭を悩ませていたのですが、一度答えがわかってしまえば何てことないことでも、思い込みがあるとなかなか抜け出せないもんですね。
ちなみにGoogleで”重量容量密度”で完全一致検索をすると、電気化学の分野や電池業界で多数使われておりました。
それをもって訳語確定として良いのかはまだ自信が持てないので、「訳語確定関連のVセミナー」を通してスタイルを確立していこうと思います。